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ぼくは勉強ができない

ぼくは勉強ができない
山田詠美 著
(1996年 新潮文庫)


111013amy

母子家庭に生まれた子どもは、なにかあるたびに「母子家庭だから…」を言われてしまう。

中学生の持田秀美少年の家も母子家庭。
でもそれは、楽天的で我が道をゆく母と祖父がいる、ちょっと変わっているけれど、明るく温かい幸せな家庭です。

秀美少年は、勉強なんて興味がないからやらないし、世間の価値観に流されず、おかしいことには疑問を感じることを忘れずにしっかり生きています!

自分が中学生のときは、というか一応大人と言われる年齢になった今でも、こんなふうにものごとをきちんと捉えたり、感じたことを筋道を立てて説明したりすることが出来なくて、あれよ、あれよという間に日々が過ぎ去ってているだけなので、いちいち核心を突くような中学生に不自然な感じをおぼえ、でもって、それ、核心を突いてるようで実はそうでもないかもよ、という反抗心もちょっぴり頭をもたげつつ読みました。

が、あまりに核心を突かれ過ぎ、あっさり敗北することもままあり。
「どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物でも、その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする」とかね。
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コメント

おひさしぶりでやんす。

この本、大学生のころに読んで衝撃だったなぁ。
というか山田詠美の本、読み漁ったっけ。
純情な少年だった私に多角的にものを見ることを教えてくれた作家の一人です。
あーなつかしい。
実家の本棚にまだ残ってるかな?

>yamaさん
おひさしぶりでやんす^^
yamaさん、純情少年だったんですね!
私も純情少女だった頃に読みたかったな。
あ、今も純情ですけど(笑)
私は大人になってから山田詠美を読み始めたから、『風味絶佳』なんかのほうがしっくりきますが、この作品の多角的な視点はやっぱりすごいと思いました。

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